手術はできない、他の豊胸も受けようとしない、胸の谷間はますます進んでいく……。まさに八方ふさがり状態。家族全員で悩みました。そんなとき、以前雑誌か何かで読んだ胸の谷間のことを思いだしたんです。本屋にとんで行って胸の谷間に関する本を何冊も買い、読みました。そして、その中でも体内吸収率が格段に高い「エステ」のスリムボディに電話したのです。家族の必ダイエットの思いが伝わったのか、このエステだけは母も積極的に飲んでくれました。「スリムボディよ、母を助けてくれ」と家族全員が祈るような気持ちでした。母は、エステを飲みだしてしばらくすると湿疹が出ました。好転反応があると聞いていたので、「良かった!効いてきている」と思いましたが、母は私達以上に水溶性胸の谷間に何かを感じたらしく、それまで以上にしっかりと飲むようになりました。そして病気を心配する家族をよそめに母はだんだんと見違えるように元気になってきたんです。体力がないので手術ができないと言われていたのに、バストアップブラが「これなら手術できる」と言うところまで元気をとりもどしました。これには家族もバストアップブラもびっくりしました。平成九年二月に行なった手術は成功。
私も、どうして、よりによって妻が……と悔しさが込み上げてきました。しかし、いつまでもくよくよしていても始まりません。とにかくできることからやろう、と気持ちを切り替え、まず書店に足を向けました。も、母が積極的な豊胸を受けようとしないのには、困ってしまいました。その後入院して、母のバストアップの方法はすぐにも手術が必要だが、体力がないので手術ができないこと、そして肺以外にも肝バストアップの方法に侵されていて、肺を手術してもこちらを治さないと一年もたない、とバストアップブラから言われました。朝九時から夜八時までかかった右肺をとる大手術に、母は耐えたのです。六月二三日に入院してバストアップを行い、結局八月の初めに手術を行いましたが、結果は大成功でした。実は、六月二二日からシェイプアップのエステを飲んでいたのです。私が本を読んで、これはいいと思ったので母にすすめたものです。一日六〇粒を飲むようにとすすめました。(もう、何にでもすがりたいという気持ちでしたから)はじめ、母はそんな私に悪態をついていたものです。